家族と山とカメラと旅の話。

家族と山とカメラと旅の話をちょっと書いていく。

父と話した登山のTipsっていう話。

登山のお供はキリマルラーメンと梅干おにぎり。どうもカフーでございます。

今日は登山のお話。私の父は根っからの登山家で、北アルプスを中心にガイドをしてきた様な人でした(第一線は退きましたが、今でも元気に登山をしています)。そんな父の影響で私も登山をしており、お酒を飲む度に「あの山でこんな苦労があった」「ここを登る時は注意しろ」等、登山談議に花が咲きます。

そんな談議の中で父なりの登山Tipsがいくつかあり、あぁ~それわかるなと思うものが多々あるので、誰かの参考となればと書き残していこうと思います。

 

カフー家的登山Tips】

・山小屋は15時までに必ず到着する事。遅い到着は本当に迷惑。これはルールでありマナー。

・ザックに道具やら何やらをぶら下げない。枝や岩にひっかけたり風に煽られてコケるぞ。

・ULはとても良いスタイル。でも理解して実践できている人が何人いるか。

・YAMAPは画期的。積極的に使うべき。ただスマホは緊急時の連絡手段である事を忘れずに。

・YAMAPは登山を競うツールではない。競い合えば遭難の原因になる。

・山の基本は紙地図とコンパス。スマホは補助的に使い、温存すべき。

・テント泊で見落としがちなのはマット。快適を求めるならマットをケチらないように。

・遭難者を見たら助けたくなるのはわかる。でも自分の命を優先し、救助はプロに。

・色々なケースのファーストエイドは必ず知識として頭に入れておく事。実践できればベスト。

・登山中の体の異変には敏感に。数十分後には行動不能になる事もある(特に雨天時)。

・悲惨な事故に遭遇する事もある。動揺するな。落ち着いて引き返せ。絶対に登るな。

・山では死ぬな。最悪の場合でも絶対行方不明者になるな。

・道具は使ってこそ道具。汚れや傷が怖ければ置いていくべき。

・道具の取り扱いで一番重要なのは下山後の手入れ。これは道具を長持ちさせるコツ。

・最新の道具は魅力的。でも使い慣れた古い道具の方が、いざという時に素早く使いやすい。

・雪山は魅力的。でも夏山の数倍も難易度が高い。夏と同じ感覚で挑まないように。

・初見で2000m以上の雪山に挑まない事。その山を春夏秋冬、どんな天候でも登れたら挑め。

・ワカンやスノーシューを使うのは腰まで新雪に浸かったら。それまでは一生懸命ラッセル。

・山の神様は女性。ナンパな事をしていると怪我する。登山中は様々な事に一途でいるように。

・でも山での出会いで交際に発展する事が多い気がする。これは吊り橋効果?神様のご加護?

・山では不思議な事が沢山起きる(怪奇現象的な意味で)。でも山はそういうもの。

・体と気持ちがアンバランスな時は登らない。本当に山は逃げないから。

・でも若い時にしか登れない山もある。山は逃げないけど年齢は待ってくれない。

 

まだまだありますが、すぐに思い出せるのはざっとこんな所でしょうか。また思い出したらpart2として、書いていきますね。登山のスタイルは人それぞれですので、一つの参考になればと思います。今日のブログはこんな感じで……それでは皆様アディオス。